【クリエイターインタビューvol.52】『TAIWANBAG』GOB

【クリエイターインタビューvol.43】「可視光線」幻灯

【クリエイターインタビューvol.43

2月20日(木)からギャラリーで展示中の「幻灯個展 可視光線」
樹脂で作られたキューブに言葉が浮かびます。
光に透かすことで言葉がより鮮明に見え、とても映えてきれいです!
今回の展示について、言葉について、お話をお伺いしました。



自己紹介と普段の活動を願いします。
幻灯です。普段は「言葉と写真」を用いた創作・表現活動を中心に活動しています。




今回の展示のタイトルの由来やコンセプトをお教え願います。
「可視光線」というタイトルは、「漢字の見た目」から付けました。
幻灯のコンセプトである、「手のひらで、そっと光る。」からイメージを膨らませています。
コンセプトは、「眼に見えるものが、全てではない。大切なものは、眼には見えないかもしれない。」です。

今回の製作で意識されたことはありますか?
作品と、見る方の距離をできるだけ近づけたい・・・と思いました。そのために「手に取ってもらえる作品」にしています。



今回の展示は同じシリーズの作品ですが、ほかにはどのような作品をつくっておられるのですか?
今回の「四角レジン+言葉」の作品は、これが初めての出展です。ずっと試作を繰り返していました。この他は、古道具のガラス管に、透明樹脂と言葉が入っていたり、現在は表現の一環として透明樹脂を用いた作品が中心です。

言葉を扱われておられますが、好きな言葉や小説などありますか?
本、読まないんです・・・だから、語彙力が無いので簡単な言葉しか使わないんです。
好きな言葉は「夜明け前が、いちばん暗い。」です。




樹脂キューブの言葉と色とはどのように決めておられるのですか?
「言葉」は、それ自体にあまり温度を感じさせない言葉を選びました。
「温かい」だと、見る方が「あぁ、温かいんだな。」で終わってしまいます。

色の決め方は、はじめに「言葉をつくる」作業をし、言葉ごとに「赤っぽい」や「黄色かな?」・・・と色鉛筆で塗りながら決めていきました。今回は7色にしました。(可視光線なので)あくまで、主観で決めていますので、みる方にとっては「違和感」を感じるかもしれません。それも込みだと思っています。

JAMとの出会いをお聞かせください。
昔、雑誌で知りました。初めては、確か名刺印刷だったと思います。
中崎町のお店にお伺いしました。
※現在のJAMは中津ですが、以前は中崎町にありました

最後に、今後の予定や目標をお聞かせ願います。
4月と6月に展示が決まっています。詳細は、ホームページやSNSで発信していきます。
目標は、「やめないこと。」です。







---------------------------------------------------------------------


幻灯「可視光線」

2月20日(木)~2月25日(日)
10:30~18:30/レトロ印刷JAM