【クリエイターインタビューvol.52】『TAIWANBAG』GOB

 【クリエイターインタビューvol.52】

10月1日から10月13日まで開催中のGOBさんによる『TAIWANBAG』
         
天井から吊り下げられ、ゆらゆら揺れる小ぶりでかわいい布バックたち。
さまざまな素材を使って、なかにはプリントや刺繍が施されたものも。

今回の展示や制作について、お話を伺いました。


自己紹介と普段の活動を教えてください。
こんにちは、ゴブリンと言います。
今回の展示ではゴブ(GOB)という名前で作品を出しています。
普段は活動という活動はしていなくて、趣味で自分が使うバッグを作ったりしています。
初めて自分が作ったものの販売や展示をしてみようと今回レトロ印刷さんに来ました。


台湾バッグとは何ですか?制作の経緯を教えてください。
去年の春前に初めての台湾旅行へ行った時にミニバッグを見つけました。台湾の方はお茶を持ち歩くことが多いらしく、お茶が入るくらいの小さいバッグがよくあるそうです。その形やサイズ感が可愛くて真似して作ろうと思い 作りました。
ただ、そのバッグは日本ではあまり見たことがなくて、台湾でもなんて名前が付いているのかも分からなかったので勝手に台湾で見つけたバッグ=台湾袋(たいわんバッグ)と名付けました。
台湾要素が薄いのにややこしい名前をつけてすみません…。


バッグは手づくりで制作されているのですか?
はい!すべてお家でチマチマ作っています。
ちなみに今回のタッセルとかは木の玉に色を塗って、刺繍糸でタッセルを作るところから作っています。シールバッグのシールも架空のフルーツシールをデザインして、プリントして切り取って貼ったりとすべて手作りしています。


制作活動のなかでわくわくすることは何ですか?
バッグを作っている時に何か解決策(と言うのか?)や発見をした時に嬉しくなります。想像では色々なことができるけど、いざ作ってみたら思ったよりもできないところがあったりして…それを考えてる時や こうしたらできる!を見つけた時がわくわくします。

あとは散歩も好きですが、ホームセンターや文具屋や手芸屋、図書館やスーパーとかの棚をひとつひとつ見るのが好きで、そこで何か可愛いものやアイデアが無いかな〜と出会いを探してる時がとてもわくわくします。


ゴブラン織りの生地やベルベット、ニットなど、さまざまな素材を使われていますが、どのように選ばれているのですか?
選ぶのは本当に生地屋とかパーツ屋で出会ってときめいたものを選んでいます。気が赴くままに。
一応こういう感じのを作ろうと先に考えるのですが素材を見てみたり触ってみないと決められないので、その場の出会いで決めます。


プリントや刺しゅうなども施されており、バッグひとつひとつにこだわりが詰まっています。バッグそれぞれにテーマのようなものがあるのでしょうか?
一応ひとつひとつあります。
おこがましいけど憧れのブランドをイメージしたものだったり(名前も勝手につけてる)、この人が好きそうとかで考えたり。妄想?想像が好きなので こういうシチュエーションで持つバッグにしよう〜とかを考えて作っています。


最後になりましたが、今後の予定や目標もぜひお聞かせください。
本当は台湾袋はもう一人の子と一緒に作ろうと言っていて、お互い個人個人で作ったものを混ぜて販売しようと思っていました。
今回は自粛期間中にわたしがミシンを新しく買って、創作テンションが上がってしまって先に一人で展示を始めたのですが…
なので次は二人でもっとレパートリーを増やして、オンラインでも買うことができるようにしようと思います…!

そして今後は台湾バッグ以外も(たぶんまたバッグ)制作をしていこうと思っているので頑張って気合いを入れて生きようと思います。




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GOB『TAIWANBAG』

10月1日(木)~10月13日(火)
10:30~18:30/レトロ印刷JAM