【クリエイターインタビューvol.52】『TAIWANBAG』GOB

【クリエイターインタビュー vol.16】「動物公園」しんごさん

【クリエイターインタビューvol.16】

3月14日(木)からはじまりました、しんごさんによる展示「動物公園」。
なんだかヘンテコで可愛い架空の動物たちの粘土作品がブランコの上に並びます。

この不思議な動物たちはどのようにしてうまれたのか、しんごさんにお話をお伺いしました!




まずは自己紹介と普段の活動を教えてください。 
こんにちは、しんごです。 
普段はふつうに会社員として働きながら、帰ってからの時間や休みの日に活動しています。 絵を描いたり、コラージュをしたり、立体作品を作ったり、服を作ったり、 最近では、イベントを企画主催したり、ジャンルにとらわれずいろんなことをしています。


「しんご」の活動をはじめるキッカケはありましたか? 
もともと小さい頃からずっとモノづくりはしていて、友達の誕生日に絵を描いたり何かを作ってプレゼントするのが大好きだったんですが、仕事で自分のアイデアでとあるプロダクトを作らせてもらった経験が一番のキッカケになっています。自分のアイデアでたくさんの方が喜んでもらえるという経験をして、もっとアイデアを形にしたいと強く思うようになりました。 
会社の中ではできないアイデアも沢山ありますし、それを形にしないのはすごくもったいないなって。自分にしかできないことがきっとあるぞって。 
そのプロダクトを作った翌年の2017年からしんご名義でいろんな活動をしていますが、今では個人の活動が仕事にも活きたり、相乗効果を生んでいると感じます。




では、今回の展示のテーマを教えてください。
最近パソコンやアプリを使って、なんでも簡単に作れるじゃないですか。
もちろんそれはそれで便利で良いと思うんですが、自分はもっと手作業が見えてその人らしさが出ている物の方が好きなんで、今回は手作業をテーマに決めました。 

なぜ粘土で作品を作ろうと思われたんですか?
もともと別の作品の試作で粘土を使ったんですが、ひさしぶりに触る粘土が楽しすぎて(笑)毎日帰ってから粘土をこねるのが楽しみになりました。 本当に楽しいので、みんなやってほしいです(笑)

お気に入りの子を教えてください。
この子です。やさしさと憎たらしさが上手く融合しました。他の子もそれぞれ個性的で、みんなかわいいです(笑)


ピンクの子がしんごさんはお気に入り

作品のアイディアはどこから生まれるのですか?
日常のいろんな物事を、自分なりにいろんな角度から「なんで?」を繰り返し問い続けると、核みたいなものが見つかる瞬間があって。 それがみつかったら、あとはどう表現したらおもしろいかを頭の中にある材料を繋ぎ合せ作っていくって感じです。…わかりますかね?(笑)

あと、ふとした時の気づきや違和感からもアイデアが生まれやすいです。 何かを感じたらとにかくケータイのメモ帳に書き留めます。 たぶんずっと何かを考えてるので、夢の中でも思いついて起きてメモすることもあります(笑)



 今後の目標や挑戦したいことはありますか?
おじいちゃんになった時に、たくさんの人と思い出を共有するのが僕の人生の目標なので、生きている間にいろんな方と楽しいことをしたいです。 
作品を作っているのも、実は繋がりを作るキッカケのためだったりするんです。自分ひとりでできることっていろんな意味で限界があると思うんです。もっともっと魅力的な自分になれば、魅力的な方と一緒に楽しいことができると信じています。 
モノづくりをすることで、今ですらたくさんの夢を叶えることができていますが、もっともっと叶えるために今後もずっと続けていきたいです。 

挑戦したいことは山盛りあるんですが、今パッと思いついたことで言うと、花が好きなのでフラワーベースを作りたいですね〜。他にも作りたい物や事のアイデアが溜まりに溜まっているので、少しずつ形にしていきたいです。 
あ、最近おもしろい機材も買ってまだちゃんと動かせてないので、それもやりたいなぁ〜…(笑)

では最後に、展示を見に来られる方へメッセージを! 
ぼくが作った動物が、みなさんの生活の中で生きてくれるととってもうれしいです!ぜひお散歩がてら見に来てください。お待ちしてます!




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しんご
「動物公園
3月14日(木)~3月19日(火)

WEB

10:00~19:00/レトロ印刷JAM


しんごワールド前回の今回の展示、約100種類の動物たちは1体1,500円ですべて購入できますので、お気に入りの子をお家に連れて帰ってあげてください~!