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みなさん、こんにちは!
暖かくなってきましたよ~、春がきたきた~◎
さてさて、レトロ印刷JAMでは春のイベントが盛りだくさん!
イベントのひとつ、公募企画展「レトロ印刷トライアル」はもうチェックされましたか?
みなさまにレトロ印刷JAMでいろんなことをトライアル(試行)していただこう!というこの企画。
記念すべき第一回は「ズレる」をテーマにした2色刷りポストカードを募集いたします!
まずはお申し込みフォームからお申し込みください!
みなさんの作品をお待ちしております~!!
…とは、言いつつも。ちょっと特殊なレトロ印刷、
「原稿作りってややこしそう…」「版分けって何??」
「ズレるってどういうこと??」「なんだかとってもむずかしそう…」
そんな声が聞こえてきそうです。
わかります、わかりますよ、その気持ち…。
そこで!入社してからずっとお店でシルクスクリーン担当!
レトロ印刷初心者のお店スタッフがレトロ印刷の原稿作りをやってみた!の巻。
※あくまでも私はこうやって作りましたよ~というお話なので、参考程度に読んでください。
レトロ印刷の原稿作りにはいろんな方法がありますよ!
今回はパソコンを駆使して、データで原稿をつくっていきますよ~。
illustratorをつかってこんな原稿を用意しました。
どーん。
こんなポストカードを私は作りたい。
なんとなーく使いたい色をレトロ印刷の印刷見本を見ながら決めます。
私は蛍光ピンクと新色スカイを想定して作りました。
※スカイは3月16日からサービス開始です。トライアルでもお選びいただけますよ!
インクが決まったらそれっぽい色を作ってスウォッチに登録します。
スウォッチの名前をインクの名前にしておくとわかりやすいですね~。
このピンクと青だけを使って色をつけていきます。
ポイント!スウォッチを登録する際に、
[グローバル]にチェックを入れておきます。
スウォッチに登録することで、[カラー]で作った色の濃度がパーセンテージで編集できるようになるので、印刷見本を見ながら自分の出したい色のパーセンテージに合わせて色をつけていきます。
画面上の見え方と印刷見本の色味は異なります。印刷見本を信じてください~!
私ははじめから色ごとにレイヤーで分けながら作って、
最後に各色ごとにファイルを分けて保存しています。
そのときファイル名前はインクの名前にしてください!
そんなこんなで先ほどのデータが完成します。
混色したい部分は[乗算]をかけて混色のイメージを作っています。
問題はここからです!
レトロ印刷はフルカラーの印刷ができません。
このまま入稿いただいても印刷に進めないのです!
各インクごとにデータを分けて、黒(K)に変換しなければなりません!
どうやって黒に変換するのか!
ここで先ほど設定したスウォッチの登場です。
先ほどスウォッチの登録の際[グローバル]にチェックを入れたので、
スウォッチのカラーを編集するだけでいいのです~。簡単~!!
上のカラーバーの[C:0 M:0 Y:0 K:100]にしてください。
そしたらさっきまでピンクだったデータが黒に~
しっかり濃度のパーセンテージも引き継いでいます!
この機能をつかえば、
あとはスカイのスウォッチも同じように黒に変えればOK!
▼ピンク
▼スカイ
‐‐‐‐‐‐
今回のデータの場合、ポストカード全面にピンクのベタがくるデザインなので、塗足しが必要になります。データをちょっと大きめに作ってくださいね!
※塗足しは仕上がりサイズ(148×100㎜)から各辺+3㎜の(154×106㎜)
暖かくなってきましたよ~、春がきたきた~◎
さてさて、レトロ印刷JAMでは春のイベントが盛りだくさん!
イベントのひとつ、公募企画展「レトロ印刷トライアル」はもうチェックされましたか?
みなさまにレトロ印刷JAMでいろんなことをトライアル(試行)していただこう!というこの企画。
記念すべき第一回は「ズレる」をテーマにした2色刷りポストカードを募集いたします!
まずはお申し込みフォームからお申し込みください!
みなさんの作品をお待ちしております~!!
…とは、言いつつも。ちょっと特殊なレトロ印刷、
「原稿作りってややこしそう…」「版分けって何??」
「ズレるってどういうこと??」「なんだかとってもむずかしそう…」
そんな声が聞こえてきそうです。
わかります、わかりますよ、その気持ち…。
そこで!入社してからずっとお店でシルクスクリーン担当!
レトロ印刷初心者のお店スタッフがレトロ印刷の原稿作りをやってみた!の巻。
※あくまでも私はこうやって作りましたよ~というお話なので、参考程度に読んでください。
レトロ印刷の原稿作りにはいろんな方法がありますよ!
今回はパソコンを駆使して、データで原稿をつくっていきますよ~。
illustratorをつかってこんな原稿を用意しました。
どーん。
こんなポストカードを私は作りたい。
なんとなーく使いたい色をレトロ印刷の印刷見本を見ながら決めます。
私は蛍光ピンクと新色スカイを想定して作りました。
※スカイは3月16日からサービス開始です。トライアルでもお選びいただけますよ!
インクが決まったらそれっぽい色を作ってスウォッチに登録します。
スウォッチの名前をインクの名前にしておくとわかりやすいですね~。
このピンクと青だけを使って色をつけていきます。
ポイント!スウォッチを登録する際に、
[グローバル]にチェックを入れておきます。
画面上の見え方と印刷見本の色味は異なります。印刷見本を信じてください~!
私ははじめから色ごとにレイヤーで分けながら作って、
最後に各色ごとにファイルを分けて保存しています。
そのときファイル名前はインクの名前にしてください!
そんなこんなで先ほどのデータが完成します。
混色したい部分は[乗算]をかけて混色のイメージを作っています。
レトロ印刷はフルカラーの印刷ができません。
このまま入稿いただいても印刷に進めないのです!
各インクごとにデータを分けて、黒(K)に変換しなければなりません!
どうやって黒に変換するのか!
ここで先ほど設定したスウォッチの登場です。
先ほどスウォッチの登録の際[グローバル]にチェックを入れたので、
スウォッチのカラーを編集するだけでいいのです~。簡単~!!
上のカラーバーの[C:0 M:0 Y:0 K:100]にしてください。
しっかり濃度のパーセンテージも引き継いでいます!
この機能をつかえば、
「蛍光ピンク×スカイでやろうと思ったけど、黄色×ネイビーだったらどんな感じかな?」
そんな思い付きも色を変えられちゃいます!
…これはこれでかわいいな。
さて、話をもどしまして。
▼ピンク
▼スカイ
版分け&黒データ化は完了です~!
最後に各データに(148×100㎜)のトリムマークをつけて、
各色データごとに別ファイルに分けて保存してくださいね!
文字のアウトライン化や画像の埋め込みをお忘れなく!
ここでひとつ注意点!
「モノクロにしたらいいんでしょ?」とカラーデータをそのまま[グレースケール]または何かしらで白黒加工をしてしまうと、せっかく印刷見本をみながら決めた濃度が変わってしまいます。
試しに蛍光ピンクのデータを[グレースケール]してみると
なんか…薄い…。これだと印刷の仕上がりも薄く淡くぼんやりした仕上がりに…!
そんなの嫌だ!!お気を付けください~。
‐‐‐‐‐‐
さてさてこれでレトロ印刷用のデータができちゃいましたね。
あれ~意外と簡単だったかも~??できるじゃ~ん。
最後は仕上げです!
今回のデータの場合、ポストカード全面にピンクのベタがくるデザインなので、塗足しが必要になります。データをちょっと大きめに作ってくださいね!
※塗足しは仕上がりサイズ(148×100㎜)から各辺+3㎜の(154×106㎜)
また、仕上がりサイズ(148×106㎜)から各辺-3㎜の印刷安全範囲(142×94㎜)より外側は印刷やカットの際に生じるズレで図案が切れてしまう可能性があります。
切れたくないデータは必ず、印刷安全範囲内に収めるように配置してください。
ここまでできればあとは保存すればOK!
2色分のファイルと仕上がり見本画像をまとめて入稿してくださいね!
入稿フォームは申し込みフォームを送信いただくと表示されますよ~!!
入稿いただいたデータに問題がなければ印刷に進みます。
もしデータに不備があればスタッフからご連絡いたします~
さてさて、【原稿つくってみた編】は以上になります。
近日中に【印刷してみた編】をアップしようと思っておりますので、お楽しみに◎
やってみたら意外と簡単にできる原稿づくり、
トライアルは参加費無料なので、レトロ印刷にチャレンジする絶好の機会!
みなさんのご参加おまちしております~!!
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